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黒メガネです。
事件や事故が起こるとまっさきに確認され、非常に頼りになる存在の「監視カメラ」。
監視カメラで捉えられた逃走中の犯人の姿がニュースなどで報道され、犯人逮捕に繋がるケースも多いです。
犯罪捜査だけでなく、犯罪抑止という面からも重視されている監視カメラですが、この監視カメラに最も注力している国をご存知でしょうか?
今回はそんなあまり知られていない監視カメラ大国の存在とその実態についてお話したいと思います。
監視カメラ大国の知られざるその実態とは!?
監視カメラに最も注力している世界一の監視カメラ大国は「イギリス」です。
イギリス国内の監視カメラの数は500万台以上ともいわれ、世界中の監視カメラのおよそ2割がイギリスにある計算になります。
1990年代、増え続ける犯罪を防ぐために設置が進められましたが、その勢いは収まることなく現在でも増え続けています。
2005年に起きたロンドンの同時爆破テロでも監視カメラは活躍し、イギリス政府は自治体の監視カメラ設置に5年間で127億円もの補助金を出しています。
イギリスのデータ保護監督機関である「監視カメラコミッショナー(SCC)」によると、ロンドンでは「市民1人が1日にカメラに捕捉される回数」はなんと300回を超えるといいます。
犯罪捜査の要として、また犯罪の抑止力としても活躍する監視カメラですが、その弊害として、ある意味プライバシーのない監視国家が生まれてしまったとも言えるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
今回はあまり知られていない監視カメラ大国の存在とその実態についてお話させて頂きました。
一国の監視カメラの台数が全世界中のおよそ20%にも及ぶとは、驚きの事実だったと思います。
ただ、監視カメラの増加が、犯罪の捜査、抑止力として活躍する反面、プライバシーのなさという弊害も生み出してしまいました。
監視カメラが市民の安全に繋がる貴重な力であることは間違いありませんが、今後はより一層慎重な判断が必要とされるように思います。
みんなが納得できる存在として、今後も監視カメラには活躍を続けて欲しいですね。
最後までご覧頂きありがとうございました。