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黒メガネです。
突然ですが、皆さんは月々にかかる水道の料金について安いとか高いとか考えたことはありますか?
先月よりも多かった、少なかったなどと、その違いを考えることはあっても、水道料金自体の高い安いはあまり考えることがないのではないでしょうか?
最近は格差社会という言葉がマスメディアを賑わせていますが、実は私たちが普段使っている水道の料金にも大きな格差があるんです。
今回はそんなあまり知られていない日本国内の水道料金の実態についてお話したいと思います。
日本国内の水道料金の実態
日本国内で一番水道料金が安いのは愛媛県の八幡浜市で、20立方メートルあたり210円。
一方、一番高いのは熊本県の宇城市で、同じく20立方メートルあたりで8,940円です。
その差はなんと約40倍にも及びます。
同じ日本国内の水道料金でここまでの差があるとは予想外ではないでしょうか?
生活の一部として欠かせないライフラインなだけに、どうしてこんなにも差が生じてしまうのか理由が気になります。
水道料金に差が生じる理由とは!?
どうして同じ日本国内の水道料金にここまでの差が生じるのか?
その理由は、水道事業が市町村ごとに独立採算制を採っているためです。
つまり水源が豊富にある地域であれば上水設備のコストが最小限で済みますが、水源が乏しい地域ではダムに頼るしかありません。
ダムを設置するとなると、建築工事費はもちろん、管理費や補修費などに莫大なお金が必要になります。
また他の理由として、単純に利用人口が少ないと一人あたりの負担額が増えてしまうということもあります。
そのため、一般的に地方である東北や北海道は集中して水道料金が高い傾向で、逆に大都市である東京都・愛知県・神奈川県などは水源が近いことも相まって水道料金が安い傾向にあります。
まとめ
いかがでしたか?
今回はあまり知られていない日本国内の水道料金の実態についてお話させて頂きました。
同じ日本国内の水道料金で最安と最高に約40倍もの差があるとは、ちょっと驚きでしたね。
また水道事業が市町村ごとの独立採算制であったことも、意外に感じた方が多いのではないでしょうか。
私たちの生活に欠かせない水であるだけに、日本国内においては平等に届けて欲しい気持ちもありますが...う~ん、難しいところです。
料金にこそ差はあれ、高い水準で浄化された水をいつでも使えるだけでも、日本は幸せと考えるべきなのかもしれませんね。
最後までご覧頂きありがとうございました。