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黒メガネです。
お祭りなどで欠かせない夏の風物詩と言えば「かき氷」ですよね。
最近では「かき氷専門店」や、一つ1000円を超える「高級かき氷」の登場などが話題にもなっています。
そんな新時代を迎えたともいえる「かき氷」ですが、今でもやっぱりイチゴやメロン、ブルーハワイといった懐かしい定番メニューが好きだという方も多いと思います。
ただ、この定番メニュー、そのかき氷シロップに驚くべき事実が隠されていたことをご存知でしょうか?
今回はそんなかき氷シロップにまつわる意外な事実についてお話させて頂きます。
かき氷シロップに果汁は使われていない!?
スーパーなどでも取り扱われている市販のかき氷シロップ。
実は果汁が一切使用されていないのをご存知でしたか?
味は甘味料で調整し、それに果物の皮から抽出した香料、着色料を加えているだけなんです。
つまり、味そのものはすべて同じということです。
「ん~、イチゴ味がやっぱり一番甘い!」
「いやいや、メロンの方が甘いでしょ!?」
実はこういったやり取りは、恥ずかしい間違い発言だったわけです。(笑)
私もよく「ブルーハワイって何の味なんだろう?」と思っていましたが、特に何の味でもなかったんですね。(笑)
ブルーハワイは同名のカクテルにちなむものとも言われているそうですが、明確な味の定義はなく、各社それぞれで個性を表現しているそうですよ。
視覚と嗅覚が味覚に与える影響!?
東京大学大学院で味の錯覚などを研究する鳴海拓志氏は、視覚と嗅覚は味覚に対し多大な影響を与えていると話します。
鳴海拓志氏が行った実験「メタクッキー」では、ただのバタークッキーの見た目をチョコレート風に変え、カカオの香りを加えると、ほとんどの試食者がチョコの味に錯覚するということがわかったそうです。
なんとなく想像できますが、絶対チョコクッキーの味と思い込んでしまいそうですよね。
色や香りによる先入観が味覚に大きな影響を与えているのは間違いないようです。
まとめ
いかがでしたか?
今回はかき氷シロップにまつわる意外な事実についてお話させて頂きました。
まさかすべてのかき氷シロップが同じ味だったなんて、夢にも思いませんでしたよね。(笑)
人の味覚も、実は視覚や嗅覚といった他の感覚を総合的に働かせて得ているものだということがわかりました。
ただ、総動員した挙句、結果間違っちゃってるんですけど...。(笑)
色や香りが持つ味への影響の大きさを痛感します。
というわけで、今後の夏祭りでかき氷のメニューを選ぶ際は、色と香りで選びましょうね。
最後までご覧頂きありがとうございました。