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黒メガネです。
皆さん「卵」今日は食べられましたか?
安くて美味しい料理を作るために活躍する頼りになる食材ですよね。
きっと毎日の食卓に欠かせないという方も多いことでしょう。
今回はそんなみんな大好き卵にまつわるちょっと意外な事実についてお話したいと思います。
雌鶏は年間○○○個も卵を産む!?
私たちが普段食べている卵は、ほぼすべて無精卵と呼ばれているものです。
無精卵とは受精されていないまま産卵された卵のことで、未受精卵とも呼ばれています。
そのため食用卵を産む雌鶏の飼育は雄鶏と一緒ではありませんし、食用のニワトリとも別けて育てられています。
なので当然ですが、スーパーで購入した卵から雛鳥が産まれるなんてことはほぼあり得ないわけですね。
また驚くのがその産卵数で、雌鶏一羽が一年間に産む卵はなんと平均280個にも及ぶそうです。
卵は雌鶏の○○から出てきている!?
実は卵が雌鶏の意外なところから出てきているのをご存知でしょうか?
いやいや、全然知らなくてもいいことなんですが...。
お察しの通り、「肛門」から産み出されているんです。
ちょっと意外だったと思いますが、このように糞尿と卵が同じ穴から出てくる動物は決して珍しくはないんです。
軟骨魚類や鳥類、両生類、爬虫類、哺乳類の一部は直腸と排尿口、生殖口を兼ねた「総排出腔」と呼ばれる器官を持っていて、糞尿も卵もすべてそこから排出されています。
もちろん生殖行為も同じ穴を通じて行われていて、精子も排出されているんです。
「総排出腔」は英語で「cloaca」と呼ばれており、これは和訳すると「下水道」という意味になります。
なんだかちょっと複雑な気持ちになりますが、美味しいものですから関係ありませんよね。(笑)
まとめ
いかがでしたか?
今回はみんな大好き卵にまつわるちょっと意外な事実についてお話させて頂きました。
知っているようで実は知らなったことも意外に多かったのではないでしょうか。
今回ご紹介した「総排出腔」を持つ生き物とは逆に、人間は生殖孔、尿道口、肛門を別々に持っていますよね。
私たちはその方が普通と思ってしまっていますが、実は別々に持っている種の方が少数だったりするんです。
身近に感じる生き物のことでも、意外に知らないことでいっぱいですね。
最後までご覧頂きありがとうございました。