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黒メガネです。
東京の都心や湾岸地域に立ち並ぶ高層マンション。
都会の象徴ともいえる雰囲気に憧れる人も多いですよね。
資産としても優れていると購入希望者も後を絶ちません。
そんな人気の高層マンションですが、「家族」が暮らすにはちょっと不安なデータがあることをご存知でしょうか?
今回は高層マンションにまつわるあまり知られていない危険性についてご紹介させて頂きます。
お腹のなかの赤ちゃんが危ない!?
高層マンションに住むにあたり、お腹のなかに赤ちゃんのいる妊婦さんには特に注意して見て欲しいデータがあります。
公衆衛生学の権威にしてシックハウス症候群などを研究してきた逢坂文夫氏が発表したデータで、これは高層マンションに潜む意外な危険性について報告されたものです。
このデータによると、マンションにおける居住階ごとの流産割合を調べた結果、6~9階に住む妊婦さんの流産率は、3~5階に住む妊婦さんのなんと2倍になることがわかりました。
更に10階以上に住む33歳以上の妊婦さんに至っては、流産率が7割という極めて高い水準に達していることも判明しました。
残念ながら年齢が上がれば上がるほど流産率も上がってしまうというのはごく自然なことなのですが、高い場所に住むという要素がプラスされると、その数値も後押しされてしまうということです。
はっきりとした原因はまだ解明されていないそうですが、高層階に住むことで外出頻度が減り、ついつい家にこもりがちになったり、運動不足から神経症傾向や低体温を招くという説が有力なのだそうです。
また現在の高層マンションでは地震対策として建物が一緒に揺れることで揺れを相殺する「柔構造」が取り入れられている場合が多いです。
この「柔構造」では地震以外の微細な振動でも建物が揺れるため、気がつかないうちに精神的なストレスがかかり、これが流産率を上げる要因になっているのではとも考えられています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は高層マンションにまつわるあまり知られていない危険性についてご紹介させて頂きました。
高層マンションでの生活が、赤ちゃんの出生に影響を与えるなんて、考えると恐ろしい事実ですよね。
ただ、先述した通り、まだはっきりとした原因は解明されていないこと、そして有力な説はどれも居住者の生活習慣が原因であるとされていることから、家にこもらず頻繁に外出や運動を取り入れることで危険性を回避することは十分に可能だと思います。
高層階に住む妊婦さんは特に積極的に外出や運動を取り入れて、普段以上に体を動かすことを意識した生活を送ってみてはいかがでしょうか。
最後までご覧頂きありがとうございました。