「あなたの睡眠時間」は何時間ですか?
「6時間」?「8時間」?
それとも「3時間」とか「10時間」とかでしょうか?
では「寝ていたい時間」は何時間でしょう?
「7時間」?「8時間」?
多くて「9時間」程度でしょうか?
では最後に「現代人にとって理想の睡眠時間」についてはご存知ですか?
巷ではよく理想の睡眠時間は「8時間」と言われています。
「そんなに寝れる時間はない!」
「出来ることならそのくらい寝たい!」
そう感じる方が多いと思います。
しかし、そんな中でひとつの衝撃的な調査結果が話題となっています。
今回ご紹介するのは、睡眠時間と寿命に関する驚くべき調査結果です。
この事実を知ったとき、安心するか憤りを感じるかは人それぞれだと思いますが、情報を得ることで変えられる未来もあるかもしれません。
あなたはこの調査結果を信じるでしょうか?
それとも疑うでしょうか?
■人は○時間以上寝ると早死にする
国立精神・神経医療研究センターの「三島和夫」氏は「8時間睡眠には何の根拠もない」と言います。
「三島和夫」氏いわく「8時間寝る必要があるのは平均として15歳前後まで」で、それ以降は「逆に寝過ぎによる弊害の方が大きい」と言うのです。
1980年代、カリフォルニア大学の睡眠研究における第一人者「ダニエル・クリプペ」博士が、100万人以上を対象に睡眠時間と寿命の関係について調査を行いました。
その結果、寿命が一番長かった睡眠時間は「6.5時間~7.5時間」。
これに比べて「7.5時間~8.5時間以上寝ている人」は、同年齢での死亡率が「20%も上がっている」ことが判明したのです。
この事実を受けて、日本国内でも同様の追跡調査が行われましたが、実際に「7時間睡眠の人が最も死亡率が低い」という結果が得られたといいます。
※ちなみに※
経験があるかもしれませんが、必要以上の睡眠はかえって身体に不調をきたすことで知られています。
頭がぼ~としたり、頭痛や吐き気を引き起こすこの現象は、通称「睡眠酩酊」とも呼ばれています。
また高齢になるにつれ、人が必要とする睡眠時間は減少していくとされており、「60代・70代」で必要とする睡眠時間は「6時間前後」にまで減少すると言われています。
「4時間」とか「5時間」でパッと目を覚ます高齢者がいるのも納得ですね。
■まとめ
いかがでしたか?
「睡眠時間と寿命に関する調査結果」。
実際調査の対象となっているのは人間ですので、その人それぞれの持病や生活習慣も関係し、完璧な結果とは言えないのかもしれませんが、日本国内での追跡調査の結果を含め同じ傾向で示された調査データは、ある程度信用に値する情報と言えるのではないかと思います。
実際「7時間寝るのがいいよ」と言われても、疲れている時はもっと寝たいと思うし、寝たくても寝られない睡眠障害に悩まされている方も多くいます。
今回の調査結果はひとつの情報として持っておいて、実現可能なタイミング・環境になったときに思い出していただければ幸いに思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。