ご覧頂きありがとうございます。
黒メガネです。
今や一日として手放すことができないほど生活の必需品となった携帯電話ですが、2011年に世界保健機関(WHO)によって「限定的ながら発ガン性と関連がある可能性がある」と発表されていたことはご存知でしょうか?
今となっては使わないということは不可能に近い携帯電話ですが、どんな危険性があるのか確認するだけでも意味はあるように思います。
今回はこの携帯電話の電磁波とその関連事象についてご紹介させて頂きます。
電磁波に発ガン性はあるのか!?
電磁波のなかでも最も波長が長く周波数が低いため、比較的安心とされる電波ですが、携帯電話での通信に使われているマイクロ波はエネルギーが大きく、耳にくっつけた状態で話していると、そのほとんどが脳髄に吸収されると言われています。
ワシントン大学でマウスを使って行われた実験では、マイクロ波を照射されたラットの脳ではDNAの鎖が引き千切れる現象が見られたといいます。
つまりは、ガンを引き起こす要因のひとつになりえるという結果です。
無害説も根強くある電磁波ですが、ひとつの可能性として受け止めなければならない結果といえるでしょう。
既に訴訟例もある!?
アメリカでは1999年に携帯電話販売店の販売員が脳腫瘍になり労災を申請したところ、判事は電磁波と脳腫瘍の関係性を認め、3万ドルの支払いを命じたケースがあります。
電磁波と脳腫瘍の関係性が一般的に認知されていたからこその労災申請だと思いますし、少なくとも当時の判事が関係性を認めるに至った事実関係があったのだと考えると恐ろしくも感じます。
電磁波を防ぐ方法は!?
使わないことが一番の予防策だとは思いますが、現実的ではありません。
気になる方は通話時にイヤホンマイクを使うなどして、携帯電話を脳に近づけないことが大切だと言われています。
他にも携帯電話を直接耳にくっつけないように注意したり、可能な限りスピーカーモードで会話するといった方法で対処するのが現実的かもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
今回は携帯電話の電磁波とその関連事象についてご紹介させて頂きました。
正直今の時代、携帯電話を使わないというのは不可能な状況と言えるかもしれません。
携帯電話が普及してまだまだ日が浅いので、本当に有害なのか無害なのか判明するのはまだ先になりそうですが、少しでも影響を減らす努力を続けていて損はないと思います。
無害説を信じつつ自分で出来る限りの予防を続けていきたいですね。
最後までご覧頂きありがとうございました。