ご覧頂きありがとうございます。
黒メガネです。
突然ですが、皆さんは再生紙についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
詳しくはわからなくても、やっぱりエコで自然に優しいものと感じる方が多いですよね?
それは決して間違った認識ではないのですが、いくつか落とし穴も存在するんです。
今回は再生紙にまつわるあまり知られていない事実についてご紹介させて頂きます。
再生紙は金食い虫!?
実は森林を伐採し新たに紙を作るよりも、古紙を回収し再生させる方が多くのコストがかかっています。
再生紙を作るには「紙を回収する運送代」「インクを取り除く薬品代」「再生紙の可読性を高めるために紙を白くする加工代」などが必要になってしまうためです。
もちろん、新たに森林を伐採せずに紙を生産できるということは、とてもエコで素晴らしいことなのですが、再利用するということが必ずしもコスト削減に繋がらないことを教えられます。
製紙会社は森林の味方!?
日本の製紙会社は、ただ無暗に森林を伐採して環境破壊をしているわけではなく、ある意味森林を適切に管理している状態にあります。
何も考えずに森林を伐採し続ければ、木々という財源が枯渇して自滅することがわかっているからです。
そのため日本の製薬会社は原料となる森林を長期管理して、環境維持に努めています。
裏を返せば、今以上に紙の需要が増えれば増えるほど、保護される森林はどんどん広くなっていくとも言えるのです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は再生紙にまつわるあまり知られていない事実についてご紹介させて頂きました。
現在、日本で使われている木材の約8割が輸入品という状態だそうです。
しかし、国内に広がる森林を上手く活用すれば、その8割を自給できるとも言われているんですね。
世界を代表する環境保護推進国として、森林保護を含めた環境保全に私たちも微力ながら協力していきたいですね。
最後までご覧頂きありがとうございました。