2018年1月30日放送の「マツコの知らない世界【日本茶の世界&奥深い紙袋の世界】」で、今800年以上の歴史の中で過去最大のブームとなっている「日本茶の世界」について紹介されていました。
実は今、日本茶は過去最高の輸出額を記録し、国内外を問わず大ブームとなっています。
その美容効果に海外セレブがこぞって取り入れ、アメリカではペットボトルの日本茶が大ヒットしているといいます。
そんな世界から注目されている日本茶の知られざる魅力を紹介してくれたのが、お茶に人生を捧げる男「小林 裕」さんです。
小林さんは数千種類の茶葉をブレンドしてお茶の味を決める茶師で、日本で13人しかいない「茶師十段位」に史上最年少で上り詰めた人物でもあります。
今回ご紹介するのは、そんな小林さんが自信を持ってオススメする日本のお茶についてです。
オススメの日本茶の紹介とともに「美味しい玉露の淹れ方」や「ペットボトル茶の飲み比べ」など、単純にお茶を美味しく頂くための情報も盛りだくさんですので、是非最後までご覧頂ければと思います。
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■玉露「特製祥玉」祥玉園
まず最初にご紹介するのは「京田辺産の玉露」です。
京田辺は日本的にも有名な「宇治の玉露」の中で一番いい最高級のものを作る場所だそうです。
玉露には「テラニン」という成分が多く入っていてリラックス効果も高いといいます。
実は玉露と抹茶はもともと同じもので、「玉露」は日光などを調整して手間ひまかけて作った茶葉、「抹茶」は玉露と同じ茶葉を粉末状にしたものだそうです。
●美味しい玉露の淹れ方
①茶葉はたくさん
美味しい玉露を淹れるためには、たくさんの茶葉を入れることが大切だそうです。
②お湯は約50度
お湯の温度は約50度が良いそうです。
思っていたよりもずっと低くて驚きました。
③蒸らす時間は数秒
蒸らす時間はほんの数秒で良いそうです。
小林さんもお湯を入れて蓋をして、軽くゆすったらすぐに注いでいました。
これだけの短い時間でも十分にお茶の旨みは得られるそうです。
■八媛みどり 奥八女の「薫」(八女茶)古賀製茶本舗
次にご紹介するのは、福岡県の八女市にある「古賀製茶本舗」で作られた「八女茶」です。
茶葉が細かいのが特徴で、小林さんも「いい焙煎されている」と語る納得の逸品です。
●知られざる急須の豆知識
急須を買った時に注ぎ口についているゴムは使う前に取り外しましょう。
このゴムは商品として並べてある時に注ぎ口が割れないように保護するゴムです。
ついたまま使い続けると衛生的に良くありませんので気をつけましょう。
■究極の抹茶「鶴雲」
現在、日本茶の種類別生産量は「煎茶が96%」、「抹茶が4%」と、抹茶が圧倒的に不足している状態で、需要を叶えるために日々増産を続けている状況だといいます。
そもそも抹茶は他のお茶とは大きく違い、原料も「碾茶」と呼ばれるものを使用して作られています。
抹茶の原料である「碾茶」は、通常の3倍の肥料を使って大きく育てたのち、光を遮ることで甘み・旨みを凝縮させて見た目も美しい青色になった茶葉のことです。
そんな超貴重な抹茶の中でも、雑味を極限までなくした究極の抹茶が「鶴雲」だそうです。
抹茶は茶葉に含まれている成分のすべてを吸収出来るため、美容と健康にとても効果的だといいます。
美味しく飲めて美しく健康になるなんて、抹茶のパワーは凄いですね。
あまりの美味しさにマツコさんも通販で購入するそうです。(笑)
■玉露と碾茶の黄金比ブレンド「玉碾」
小林さんが過去に農林水産大臣賞を受賞した「玉露」と「碾茶」をブレンドしたもので、100種類にも及ぶ試作品の末に完成したブレンド日本茶です。
2016年の「伊勢志摩サミットのランチメニュー」にも採用され、世界各国の首脳に振る舞われた珠玉の逸品です。
■ペットボトル茶の飲み比べ
数十年前まで、お茶をお金を出して購入するなんて考えられない時代でした。
そんな中「お茶=無料」の概念を覆した「ペットボトル茶」についても小林さんは語ってくれています。
同じお茶でも各メーカーによってこだわりがあり、全く別の味わいが楽しめるといいます。
そんな魅力的なペットボトル茶の中から、お茶の達人である小林さんの飲み比べによって「スッキリ系まろやか系の仕分け」が行われました。
各ペットボトル茶の特徴も合わせて掲載していますので、お茶選びの際の参考にして頂ければと思います。
●エントリーNo.1 お茶の王道「お~いお茶」
茶葉を煎ってから10分以内に抽出するため、焙煎味が強いのが特徴です。
●エントリーNo.2 厳選した国産茶葉を使用「伊右衛門」
●エントリーNo.3 老舗高級料亭の味わい「なだ万監修日本茶」
●エントリーNo.4 にごりの旨みを追求「綾鷹」
ペットボトル茶ににごりの概念を取り入れた先駆者です。
●エントリーNo.5 茶葉の良いところをまるごと引き出した「生茶」
微粉砕した茶葉によるまろやかな味わいが特徴です。
そして小林さんの飲み比べによる「スッキリ系まろやか系の仕分け」結果はこのようになりました。
「スッキリ系」のお茶はゴクゴク飲めるので、夏場や食事の際のお供に最適だといいます。
逆に優しい味わいを楽しめる「まろやか系」のお茶は、冬場にじっくり飲むのが最適ではないかといわれていました。
■まとめ
いかがでしたか?
日本の古来から親しまれ続けてきたお茶が、今や世界的に人気の飲み物になったなんて、日本人として嬉しい限りですよね。
美容効果も高く健康にも良いとされる日本茶は、今後もますます注目を浴びる存在になると思います。
日々たくさんの人の手によって育まれた日本茶をもっともっと応援していきたいと思います。
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