那須どうぶつ王国は、栃木県那須郡那須町にあるテーマパーク型の動物園。
1998年4月に開園し、2017年には20周年という節目の年を迎えた。
施設の総面積が約430,000m2と、東京ドーム(46,755m2)の10個分近い敷地面積を誇る超大型の動物園。
営業時間は平日なら10時から16時。
土日祝日やGW、夏休み期間では9時から17時と、若干時間を延長して営業しているようだ。※季節によって変動あり
入場料金は利用者を考え、いくつかのプランが用意されている。
通常、大人(中学生以上)パスポート2,000円、こども(3歳~小学生)1,000円だが、14時以降に訪れた利用者にはアフタヌーン料金が適用され、大人1,500円、こども700円といった具合に調整されている。
他にも入場とバーベキューの食べ放題がセットになったプランや、冬季入場の際の割引、年間パスポート、団体料金など、利用者の利用方法や頻度に合わせた入場価格が充実している。
また那須どうぶつ王国は天候に左右されずに楽しめる施設づくりとなっていて、「王国タウン」と「王国ファーム」という2つのエリアに分かれている。
屋内施設中心の「王国タウン」では、雨の日でもゆっくりと園内を探索出来、「アニマルスタジアム」や「アクアステージ」といった、かわいい動物たちのパフォーマンスショーを観覧することもできる。
対して那須の大自然に広がる「王国ファーム」では、雄大な景色の中「アルパカ」「馬」「ヒツジ」などのかわいい動物たちとふれあうことができる。
屋外ならではの大きな鳥たちによるダイナミックな「フリーフライト・バードパフォーマンスショー BROAD」は大人気で、同じく「王国ファーム」のイベント広場で開催される牧羊犬のショー「ニュージーランドファームショー」と合わせて、「王国ファーム」ならではスケールの大きさを感じさせる。※冬季は「王国ファーム」エリアはお休み
他にも、犬連れの利用者に大人気の「ドッグラン」や便利な「シャトルバス」、体の不自由な方にも優しい「バリアフリー設計」など、たくさんの魅力に溢れている。
飼育されている動物も数多く、その数は500頭以上!!
次に数いる動物たちの中で、私が特に気になった「絶対見みたい!!」と思った園内で出会える動物たちをご紹介する。
可愛すぎるどうぶつたち3選!!
☆カピバラ☆
「王国タウン」>「カピバラの森」
「なんなんその顔...」
思わずそんな言葉を発してしまうみんなのアイドル「カピバラ」さん。
実は水辺に生息していてもともと泳ぎが得意。
前足後ろ足には蜘蛛の巣状の水かきがついている。
水中に5分以上潜ることが出来たり、鼻先だけを水上に出して眠ることもあるらしい。
那須どうぶつ王国では、水辺で戯れる子どもカピバラや、優雅に水中遊泳を楽しむカピバラの姿も観られる。
もちろん存分にふれあうこともできる。
☆レッサーパンダ☆
「王国タウン」>「レッサーハウス」
「もうこれぬいぐるみじゃん♪」
世の女性を虜にしてやまない、大人気の「レッサーパンダ」。
可愛さとは裏腹に、なかなかの凶暴性を持つ。
部分的に出し入れ可能な爪を持っていて、その爪を利用し上手に木に登る。
森林伐採や農地拡大などの影響で、現在は徐々に生息数が減少している。
那須どうぶつ王国では、目の前でレッサーパンダを観れるのはもちろん、飼育員がレッサーパンダの生態や体の特徴を解説してくれたり、リンゴを与える体験ができる。
☆アルパカ☆
「王国ファーム」>「アルパカの丘」
「平和だねぇ~」
平和、和み、癒し、壮大な風景。勝手に心温まる印象を植え付けている「優しいどうぶつ」代表の「アルパカ」選手。
海抜およそ3,500~5,000mの高原で群れをなし、一年中放牧されている。
その柔らかく暖かみのある毛で、インディオ伝統のマントやポンチョが作られている。
色は一般的に「茶」「黒」「白」「灰色」が確認できる。
那須どうぶつ王国では、ふれあったりエサやり体験したり、一緒に写真を撮ったり、癒されたり、和んだり、癒されたり... お好きなだけ心の休息を...
こんなどうぶつ観れるの!? 変などうぶつ!!
★ルーセットオオコウモリ★
「王国タウン」>「熱帯の森」
「コ、コウモリなの!? なんかキモ可愛いくない!?」
★オニオオハシ★
「王国タウン」>「熱帯の森」
「デカいよ! デカすぎる!!」
★ミナミコアリクイ★
「王国タウン」>「熱帯の森」
「アリクイじゃーうわー!! キモ可愛いじゃない♪」
★アメリカンビーバー★
「王国タウン」>「ペンギンビレッジ」
「......なにこいつ........!?」
★フタコブラクダ★
「王国ファーム」>「ライドパーク」
「ラクダに乗れちゃいますよー」
★オオカンガルー★
「王国ファーム」>「カンガルーファーム」
「おおー!! カンガルーかっけぇー!!」
って、もう変などうぶつじゃないのでやめます(笑)
何より詳しくは「那須どうぶつ王国」で実際に確認!!
最大の魅力!?
実は「那須どうぶつ王国」では、いわゆる猛獣(トラ、ライオン、ゴリラ)などは飼育していない。
草食動物や小型の動物、鳥類を飼育することに注力しているのだ。
それ故に園内はどこも和やかで楽しい雰囲気、癒しの空間になっている。
普段見ることの出来ない大型の動物を安全な柵越しに観るのももちろん面白いが、「那須どうぶつ王国」のように、安全にふれあえるかわいいどうぶつたちと時間を過ごすのもまた一興ではないだろうか。
この「ふれあいと癒し」こそが、那須どうぶつ王国の最大の魅力であり、他の動物園との違いでもあると感じた。
本当にたくさんの魅力がつまった「那須どうぶつ王国」。
私も栃木県にお邪魔した時は家族で遊びに行こうと思う(笑)